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【アンチエイジング】EGFとFGFとは?(2) [スキンケア]


前回は、ノーベル賞受賞のEGF(表皮細胞増殖因子)についてお話しました。
今回は、EGFと混同しやすいFGFについてお話いたします。


FGFとは(Fibroblast Growth Factor)の略で、線維芽細胞増殖因子です。
EGFが角質層の下の表皮で作用し、表皮細胞の再生を促進するのに対し、
FGFは表皮のさらに奥にある真皮で作用し、線維芽細胞を増殖します。


「アンチエイジング対策では、線維芽細胞を活発にすることが大切。」
最近、このようなことを聞いたことがありませんか?


アンチエイジングのポイントとなるこの線維芽細胞とは何でしょうか?


線維芽細胞は、私たちのお肌のハリや弾力のもととなるコラーゲン、
エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す源で真皮を作っています。
コラーゲン、エラスチンは肌のハリ、弾力を保ちます。
ヒアルロン酸は、真皮の水分を保ちます。


線維芽細胞は20歳をピークに減少し、活力も低下していきます。
40歳には30%~40%程度に減少してしまいますので、
ハリや弾力のある若々しいお肌を保つには、活発な線維芽細胞を
増やすことが大切です。


FGFは、このお肌にとっても大切な線維芽細胞を増殖するので、
アンチエイジングには大変効果的です。
しかし、FGFも単純にお肌の表面に塗るだけでは、効果がえられません。
FGFは、線維芽細胞のあるお肌の真皮層に浸透してはじめて、
その効果が発揮できるのです






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