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ファンデーションの歴史 [スキンケア]


ファンデーションの歴史は古く、古代ローマやギリシャ人の間で
使われたのが始まりだと考えられています。


その当時は、お肌を白く見せるために毒性の強い鉛白やショークから作った
白粉をぬっていたそうです。
そんなお肌に悪い物を塗っていた
なんて、考えただけでもゾッとしますよね。


中世やルネサンス時代では、白い肌は特権階級のシンボルとして
考えられていたので、女性達は鉛白を塗って顔を白くみせていたそうです。


白い肌への憧れが消え、ダークな肌が流行した時代もあります。
それは、ペストが大流行した17世紀の英国、チャールズ2世の時代。
当時の女性達は、家にこもるようになり、青白い肌を隠そうとして
ダークなファンデーションをつけていたそうです。
でも、18世紀後半から19世紀初頭にはまた、白粉が流行になりました。


日本でも昔の女性達は、鉛白の白粉で顔を真っ白に塗っていました。
鉛白は、毒性が強く、胃腸病や脳病、神経麻痺などにかかる危険性があるため、
1934年に鉛白を使用した白粉は製造禁止になりました。
しかし、それでも鉛白はお肌をキレイに見せてくれるので、
使い続ける女性も多かったそうです。
昔から美にたいする女性の思いはそれほど強かったということでしょうか。


白粉の流行を変えたのは、1914年にマックスファクターが今のような
ケーキタファンデーションを紹介してから。
それ以来、より自然な肌の色にあうように、様々な色や種類の
ファンデーションが開発され、もっと効果的でお肌に良い成分の
ファンデーションが発売されるようになりました。






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