FX投資のチャート分析の手法 [投資・株・FX]
①移動平均線を応用したチャート分析「MACD」
MACD(Moving Average Convergence Divergence)
個人投資家に人気の高いチャート分析
「MACD」シグナルという2つの期間の違う移動平均線の差を示したもの
◆シグナル・・・
MACDの移動平均線となっているので、MACDよりも動きがゆるやか。
その差を利用して相場の転換点をすばやく見つけ出します。
MACDは、トレンドを追う指標のため、RSIやストキャスティクス、ボリンジャーバンドなど、他の指標と組み合わせて使うと効果的!
②為替変動の範囲を判断する「ボリンジャーバンド」
◆ボリンジャーバンド・・・
確率、標準偏差という考え方を用いたチャート分析
移動平均線の上下にそれぞれの1σ、2σの線を引き、その線の中に現在の相場が存在する確率を売買の判断にする。
統計学的に
+1σ~-1σの中に相場が存在する確率は約68%
+2σ~-2σの中に相場が存在する確率は約95%
だから・・・
+2σ~+1σの方にあれば買われすぎ
-2σ~-1σの方にあれば売られすぎ
③トレンドの開始がわかる「DMI」
◆DMI・・・
トレンドの開始や終了、方向性などを知るためによく用いられる
DMI(Direction Movement Index)
設定期間内の値動き方向を示す「+DI」「-DI」の2本線がある
◆+DI・・・相場が上昇する可能性
下から上に突き抜けた場合は、上昇トレンドの開始を表し、買いの判断となる。
上から下に突き抜けた場合は、下降トレンドの開始を表し、売りの判断となる。
ADXという相場のトレンドの強さを表す線を組み合わせると精度が増す!
④売りと買いのバランスから判断する「一目均衡表」
◆一目均衡表・・・
日本人が考えたチャート分析の手法
・ローソク足にいろいろな線を加えたもの。
・線は5種類・・・基準線、転換線、先行スパン1・2、遅行スパン
◆転換線が、基準線を下から突き抜けたら買い、転換線が基準線を上から下に突き抜けたら売り
◆基準線が、上向きになったら買い、下向きになったら売り
◆価格線が、先行スパン1と先行スパン2が作る「雲」を下から上に突き抜けたら買い、上から下に突き抜けたら売り
◆遅行スパンが、価格を上回ったら強気相場、逆に遅行スパンが価格を下回ったら弱気相場
⑤自分の使いたい分析を表示しよう!
今までご紹介してきたチャート分析は、為替どっとコムの「next chart」などのツールを使って表示することができます。
難しい計算式を知らなくても、使い方さえ解かっていれば、手軽に分析を利用できます。
⑥チャートは自分の好みにカスタマイズできる!
「next chart」では、表示されるチャートをカスタマイズすることができます。
テクニカル分析の設定を変更することで、自分の好みに合わせた様々な分析が可能になります。